水素の安全性について



水素は爆発しないの?

「水素」と聞くと、爆発するから危険なのでは…?と連想される方も多いかと思います。 気体の中でも燃焼速度は速いものの、拡散が速いため、密閉された空間で一定の濃度になるなどの限定的な条件下でなければ火がつくことはありません。


水素の特性

・「燃焼範囲が広い」 ・「極めて小さなエネルギーで着火する」 という二つの物質としての特性があります。安定した気体なので、単体で燃えることはありません。

燃焼範囲とは、その物質が空気中にどのくらい混ざると燃焼が始まるかという指標です。 空気中に4%~75%混ざった時に燃える気体となり、つまりは4%以下もしくは75%以上の濃度であれば引火して爆発することはないということです。

空気中に4%混ざると燃える気体になるのですが、拡散性が高いため開放した空間では濃度が4%以上になることはほとんどありません。


人体に無害である

体内に取り入れても副作用はありません。水素は空気中にも存在していて体内には無害、むしろ必要なものでありたくさん摂取しても、体内に余った水素は吐く息から出ていくので身体に溜まることはありません。

人体が酸素を利用する際に副産物として発生してしまうのが、活性酸素です。 善玉・悪玉活性酸素のうち、人体に悪影響を与えてしまう悪玉活性酸素のみと結びつき無害な水へ変化して体外に排出されます。


水素ガス吸入療法が「先進医療B」に認定

2016年11月に水素ガス吸入療法が厚生労働省の「先進医療B」承認されました。

先進医療Bは先進医療Aに比べて審査がとても厳しく、医療技術の安全性や治癒効果の有効性等と照らし合わせ、その実施に関わる環境や技術等においても重点的な観察と評価を考慮したうえで判断されるそうです。


先進医療とは?

最新医療技術の中で、安全性と治療効果が確保された技術について、保険診療との併用(混合診療)が認められる制度のこと。将来的に一般の保険診療へ導入することが適切かを臨床の現場での評価が行われます。

新しい治療法のうち特定の機関(大学病院など)で研究や開発がなされ、ある程度の実績から安全性や有効性が確認されたものを指します。


先進医療A

・未承認等の医薬品若しくは医療機関の使用又は医薬品若しくは医療機関の適応外使用を伴わない医療技術 ・以下のような医療技術であって、当該検査薬等の使用による人体への影響が極めて小さいもの


先進医療B

・未承認の医薬品若しくは医療機関の使用又は医薬品若しくは医療機関の適応外使用を伴う医療技術 ・未承認等の医薬品若しくは医療機関の使用又は医薬品若しくは医療機関の適応外使用を伴わない医療技術であって、当該医療技術の安全性、有効性等に鑑み、その実績に係り、実績環境、技術の効果等について特に重点的に観察・評価を要するものと判断されるもの